ごあいさつ

代表メッセージ




     1979年に設立以来、ぴえろは、常に新鮮な感覚で、次々と話題作を作りつづけてきました。弊社のデビュー作を飾った「ニルスのふしぎな旅」(1980年)をはじめ、「うる星やつら」(1981年)、「幽☆遊☆白書」(1992年)などの人気コミックスを原作としたTVアニメーション、「魔法の天使 クリーミーマミ」(1983年)に代表されるオリジナル作品「魔法少女シリーズ」ほか、1983年には日本初の試みであるオリジナルビデオアニメーション「DALLOS」を制作するなど、ぴえろは、これまでのアニメーション制作における既成の形にとらわれることなく自由な発想と新しい感覚で企画に力を注ぎ、次々と話題作を作って参りました。
      これまでにぴえろは、TVアニメーションを中心に、アクション、SF、コメディー、教育作品などさまざまなジャンルの作品を手がけることによって、幼児から大人、そしてアニメーションを愛する熱狂的なファン層を獲得し、ぴえろ作品は各業界から高い評価をいただいております。作品の選別や演出方法、また視聴ターゲットなど、アニメーション作りのさまざまな視点から吟味を重ねた作品は、より多くの視聴者の方に支持されるようになったのです。

     ここ数年、メディアの急速な発達にともない、アニメーションを含むキャラクタービジネスは目覚しい展開をみせ、またその拡がりも多様化しています。キャラクターを使用したマーケット規模は急速に拡大し、現在2兆円を超えているとも云われています。多くの企業は、キャラクターの持つ世界観やストーリーを利用することにより、その商品・企業イメージを消費者に分かり易く伝えます。他商品との差別化をはじめ、販売促進、イメージアップなど、キャラクタービジネスは、各業界から大きな期待が寄せられ、今後もさらに拡大していくことでしょう。

     いまや日本のアニメーションは海外へ進出し、“ANIME”は、世界共通の言葉となりました。市場は、世界へと拡大し、技術およびアニメーター、アーティストの技能向上はもとより、新たなるマーケティングの構築が迫られています。
    ぴえろは、さらなる発想とイマジネーションによる独創的な作品作りを心掛け、時代を映し時代に対応した物作りを目指すと共に、日本のアニメーションそしてキャラクタービジネス発展のため、大いに貢献してまいります。



    ■布川郁司略歴
    1967年、アニメーション会社朋映プロ入社。アニメーターとして、『宇宙少年ソラン』『冒険ガボテン島』等に加わる。その後、虫プロ、スタジオジャックなどを経て、竜の子プロダクションに入社。アニメーターから演出家となる。主な作品として、『カバトット』『タマゴン』『いなかっぺ大将』『てんとう虫の歌』『キャシャーン』『タイムボカン』『ヤッターマン』など、多数の作品を担当する。1977年、スタジオぴえろを発足、『みつばちマーヤ』を手がけ、1979年株式会社スタジオぴえろ設立。

    東北芸術工科大学大学院教授
    日本動画協会理事長